青森県の津軽地方は津軽三味線のメッカである。

 

例年5月になると津軽半島は津軽三味線の全国大会が開催され熱い演奏が繰り広げられる。

 

太宰治の斜陽館の向かい側に津軽三味線の資料館があり、津軽三味線の変遷を知ることができる。

 

義太夫の三味線の皮を犬に張り替えた太棹の津軽三味線は迫力のある低音を出すことができるため、若者が興味を持つようだ。

 

津軽の地で育った曲は、常に進化している。ひとつの曲のモチーフは崩さない程度にアドリブが入って演奏される。同じ曲でも演奏者が変われば当然演奏が変化する。

 

若者は想像力豊かである。また、センスもあるかして最近は音程もリズムも安定している。しかし、昔ながらの泥臭い演奏が少なくなったのが残念である。

 

数年前金木の全国大会に足を運んだとき連続優勝し仁太坊賞を手にした宮城県の柴田雅人君は相も変わらず他の大会でも優勝している。2012年津軽三味線全国大会(弘前)でもチャンピオンになっている。

 

柴田三兄妹のオリジナル曲だろうか頁を貼り付けておいた。

 

http://www.21tsnj.jp/?p=24

 

「社会保障と税の一体改革」や「解散」はどうも関係ない曲らしい。

「原発再稼動」も「怪しい宗教」も関係なさそうである。

 

今年も津軽三味線全国大会を聴きに行けなかったが、来年は津軽三味線を聴きに行きたい。