尖閣諸島沖で海上自衛隊艦船が中国海軍の艦船から攻撃用のレーダー照射を受けて国会で議論された。日本人が敏感になる潜在的なことがあるのではないかと怪しんでいる。

 


 

昨日は仙台から盛岡まで高速道路を通って戻って来たのだが、道中面白いことに遭遇した。岩手県に入ってから路肩に除雪の雪が少し残っているが、日中暖かかったのだろう、路面は乾燥していた。北上金ヶ崎ICからチンピラ親父の車の前へ、一台の車が入ってきた。あたりは薄暗くなっていてテールランプが見えるだけ。何となく車の屋根に変なものがのっている。それで凝視したら県警のパトカーと判明。赤色回転灯は点灯していない。

 

夕方の時間帯は家路に急ぐ人が多いかして、結構スピードを出す人が多い。雪道ともなれば慎重になるのだが、路面が乾燥していたので、追い越し車線をかなりのスピードで走っている車が多い。右側バックミラーから急接近の車両を確認、チンピラ親父を追い越したと同時に急減速。パトカーに気づいたようだ。次の車も同じように減速。パトカーが90キロで走っているから100キロで追い越せばいいだけ。

 

何しろ最近の交通取り締まりのレーダーは高性能になっていて、車載用レーダーは対象車両の後ろへの照射だけではなく、横からレーダー波を出して瞬時に速度計測を行うことができるらしい。こんなことを知ってかパトカーの横は法定速度で通過する自動車が多かった。どの車も警戒を怠らなかったようだ。

 

日本人が「レーダー照射」に敏感なのは普段の生活の中にあるに違いない。

 

自衛隊艦船が回避行動をしたのも頷ける。