先週の土曜日に滅多に呼び出し音がならない電話が鳴った。

 

「太陽光発電についてのご案内ですが 。今よろしいでしょうか。」と営業の電話であった。

 

今だとまだ補助金が間に合いますとか言っていたが、当宅は東日本大震災で家が傾いていると言って低調にお断りした。

 

これから新築する家屋や建てて間もない住宅なら検討したかもしれないが、築40年、リフォーム後25年。東日本大震災で家屋の基礎にひびが入った家に、何トンになるかわからないが、太陽光パネルの負荷を掛けるわけにはいかない。

 


 

今日もニュースで「太陽電池は20年壊れない」と記事が載っていたが、それをのせる家屋の耐用年数には一切触れていない。

 

太陽電池が壊れる前にチンピラ親父の家が壊れるだろうから、それに合わせて太陽電池も壊れるに違いない。

 

今年から始まった買取制度の買取価格は1キロワット42円だというが、買取価格が物価上昇率に連動していなければ、獲らぬ狸の皮算用ではないのかと怪しんでいる。

 

本来、太陽光発電は売電を考慮せずに、自宅で消費する電力量を賄うことが優先され太陽光パネルを設置すべきものだろう。

 

チンピラ親父は建築物の構造計算は良くわからないが、後付けの太陽光パネルの家屋の構造に与えるリスクは大きいと怪しんでいる。今後、建築部材としての研究が行われた後の製品を購入すればいい話に違いない。

 

例えば、屋根瓦型太陽光パネルの考案され、瓦の数だけパネルを交換ができるような製品や、超薄型のパネルでトタン屋根と組み合わせるなど、現在の住宅仕様に合わせた製品が開発されれば建築物の構造計算を考慮しなくても済むだろう。

 

それからでも十分間に合う話である。

 


 

今、太陽光パネルを宣伝しているのは、カンチョクトとスゴスマ孫一味である。おいそれと話に乗っては危険である。