昨年から「インフルエンザ」関係で何本か書いた。インフルエンザのウイルスは栴檀のエキスでウイルスのスパイクを破壊するという内容が昨年10月22日日本感染症学会で発表された。

 

栴檀の樹液は葉っぱを使うようだが、樹皮でも成分は含まれているだろう。栴檀の実は鳥類も食べるようだ。ならば、樹皮を粉砕し果実を粉砕し鶏の餌に混ぜれば、鶏は食べる。インフルエンザウイルスのスパイクが破壊されればウイルスは鳥の体内で繁殖できない。

 

仮にウイルスに感染した野鳥が鶏舎に侵入しても栴檀エキスの入った餌を食べればウイルスはそれ以上繁殖しない。実験してはいかがかと思うのだが。

 

殺処分する法律を順守しなければならない農水省は、ブロガーの実験提案などには付き合わないだろう。彼らは、上から言われた命令をしているだけで飯が食える。余計なことはしない。役人の仕事は自分の責任を回避をすることである。農水省の中にも、それではいけないという意見を持つ公務員もいるだろうが、役人に出る杭は打たれるからインフルエンザ対策の意見も潰されているに違いない。

 

農水省は鶏のことだからとたかをくくっている。鳥インフルエンザが全国に拡散すれば、人へは感染しないとされた鳥インフルエンザウイルスの変異は出現する。

 

厚労省はインフルエンザ対策をしているようだが、鳥インフルエンザ対策はしていないはずだ。ウイルスの変異に対しては無策に違いない。

 

あとは感染しないよう、また感染しても重症になったり、死亡したりしないよう祈るしかない。

 

キリスト教信者なら「神の試練だ」といい祈り、伊勢神宮の近隣の住人なら、「艮金神(うしとらこんじん)の祟り」と考え「蘇民将来」の護符を玄関に掲げるのではないかと怪しんでいる。