中国が防空識別圏を設定してから1週間になる。全日空や日航が中国に飛行計画書を提出したと報道されあわただし一週間が過ぎた。そんな中で話題の防空識別圏を米軍B52が2機飛行したと報道され、「さすが米軍」と評された。そして、「いやいや米軍のB52の飛行前に空自のF15が飛行している」とブログが熱くなっていた。

 

中国のブロガーたちも「防空識別圏はただ外国の飛行機が飛ぶのを見ているだけの「識別」ではないのか」と揶揄したという。あわてた中国は「Su30とJ11でスクランブルをかけ米軍機は哨戒機、電子偵察機の2機だと説明。26日に識別圏内を飛行した米軍のB52戦略爆撃機は含まれていない。自衛隊機はF15戦闘機、空中警戒管制機(AWACS)、哨戒機の計10機だ」とした。

 

ところで「米軍B52が防空識別圏を飛行した理由は何か」を考えてみた。まず、シリア軍事介入ができなかった米国の「世界の警察」という失われた矜持の挽回が根底にないだろうか。次に元諜報員スノーデン氏の盗聴暴露で日本を含む欧米からの信用失墜がある。そして、日米安保と膠着した米軍普天間基地問題がある。米軍が中国の設定した防空識別圏を飛行するのは汚名挽回を含めた課題解決への一石三鳥の投石ではなかったのか。

 

しかし、米軍の動きは怪しい。今月はじめ「欲を出したらきりがない」で触れたが『今世界の政治で蠢いているのは各国家の政府ではないかもしれない。明らかに国家とは別物の何かが国家の名を使って世界を動かしている。マスコミの偏向報道=情報操作は彼らが行っているがそれは彼らの行動の一分野に過ぎないのだろう。旧態依然として、「縄張り」「飯の種」「金づる」の為に様々な闘争が行われているのが事実である。』とすれば、米国と中国の一部の者が結託して防空識別圏を設定した疑いもある。

 

中国が尖閣の領空を含めた防空識別圏を設定し、米軍B52が飛行する。日本人は偏向報道に洗脳されているから米軍に拍手喝さいをして終わるはずだった。ところが、空自のF15がその前に飛行していた情報が漏れた。(日本国内では秘密保護法案が議論されているが結局こういった情報漏れが国家戦略?の障害になると判断しているのだろう。)この情報漏れで「米軍のB52拍手喝さい」はなりを潜めた。

 

反対にこの話しをもみ消すために中国が「26日に識別圏内を飛行した米軍のB52戦略爆撃機は含まれていない。」としたのではないかと怪しんだ。

 

国家としてではなく別の何者かが日米中で暗躍しているような気がしてならない。偏向報道システムは日米中ですでに完成しているのだろう。スマホをはじめとする携帯端末だけが日本人を洗脳する道具ではない。定番TVも新聞も中高年を対象に恣意的な情報を垂れ流す為に相変わらず使われている。思考能力の低下したゾンビが増殖しているのは確かだ。

 

「日本人を洗脳せよ」と命じている何者かといずれ戦わねばならない。それは決して近未来の話しではなく、現実の問題として認識しておく必要がある。「日本人が洗脳された豚」になる前に常識は非常識であるに違いないと怪しみながら、非常識の中から真実を見つけ出す努力をすることが重要になるに違いない。